【MTG高騰】エルドラージストンピィ登場とそれに伴いモダンにて高騰したカード
ゲートウォッチの誓いプロツアー全日程が終了し
以前の記事でも紹介した希望を溺れさせるものを採用した
青赤エルドラージが優勝を収めています
それに伴ってまたまたモダンリーガルなカードの中で
大人気高騰記録を更新しているカードが登場し始めたようなので
気になったカードをまとめました
青赤、無色、黒のエルドラージストンピィの登場により
エルドラージ側に装備されているカード、対策カードが主に
大きく値動きがあった印象がありますね
(ツイッターにて追加の情報をいただきました、ありがとうございます!)
(価格グラフは全てWisdom Guildより引用)
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絵描きの召使い/Painter's Servant
トリム平均 1.600 から 4,000
エルドラージストンピィ対策として有用ではないか? という説から
大きく高騰した模様
具体的には手札のエルドラージに色をつけることで
ウギンの目によるマナ加速が出来なくする、という狙い
(あくまで無色、かつエルドラージ限定のため
色がつくと加速できなくなる)
また色をつけることで精霊龍、ウギンの-Xであらかた吹き飛ばす
ペインターウギンという構築が有用ではないか? という説もあるとのこと
エルドラージ対策、かつ新しいデッキのパーツとして期待されていますね。
小ネタとしてペインターグラインドストーンからスフィンクスの後見を連想しますが
後見は「土地でないカードであり共通の色」が条件なので
モダンでは成立不可とのこと、残念
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
トリム平均 1.500 から 2,400
元々黒単エルドラージとして話題になっていたアーボーグですが
しっかり値段が再録前に戻っていました、不覚
青赤エルドラージの影に隠れていますが
アーボーグ4枚積みタイプのエルドラージデッキもしっかり構築されています
サイドデッキに採用された実績もある鞭打つ触手や
さりげなく布告効果が唱えたとき誘発の静寂を担うものなど
黒のエルドラージ関連に有用なカードがあるのも追い風
無論、ウギンの目との相性も良しと採用理由には事欠きません
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
トリム平均 400 から 800
実際のところ落ち着きつつはあるのですが
無色マナ関連で価格が上がっていました……うーむ
寺院やウギンの目は当然として
無色マナを生み出す土地が全般的に見直されている流れが来ている
と考えるのが自然ですね……
ついでにペインランドも見直してくれませんかね……
と思ったらすでに見直されておりました
青赤エルドラージでもしっかり4枚採用済み
無色マナ登場はかなり大きな変化をもたらしていますね
魂の洞窟/Cavern of Souls
トリム平均 7,000 から 8.000
高騰というよりも元々需要が高かったのですが
エルドラージ登場から拍車がかかった印象です
不快な集合体や希望を溺れさせるものなどはきちんと色マナが必要なのと
これもしっかり無色マナが出せる土地、というのも追い風
ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
トリム平均 1,000 から 1,400
価格としてはそうでもないのですが
見事なまでのロケット噴射っぷり
エルドラージストンピィにて当然のように4枚採用されていたのが
明確に響いた模様、そして当然のように無色マナの供給源
土地は手を抜けない部分なだけに反応も早かったようです
トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
トリム平均 2,100 から 3,500
ゲートウォッチの誓いの影響にて高騰したとの記事にて
赤白ロックデッキのパーツである爆裂+破綻が高騰気味とお伝えしましたが
土地の方もしっかり値段があがっていました
思いのほか評価が高かった模様
ちなみに爆裂+破綻についての記事はこちら
崇拝/Worship
トリム平均 250 から 600
呪禁バントのサイドに忍ばせているデッキなどがありましたが
エルドラージデッキはエンチャント除去に乏しいため有効なアンチカードになる
とのこと(きょーさん情報ありがとナス!)
エルドラージ関連、あるいはエルドラージ対策は概ね
価格ロケットを盛大に発射していますね……
ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep
トリム平均 670 から 1,200
オリジンで初登場したときから強いのかそうじゃないのか
常に議論の種になり続けてきた修道院長ですがここにきて倍に
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
トリム平均 700 から 1,500
エルドラージストンピィにてマナ加速要因として4枚標準装備だった
スピリットガイドくんも当然値上がり
ストレージから発掘できた時代もあったはずなんですが……うーん
虚空の杯/Chalice of the Void
トリム平均 2,700 から 7,000
流石に冗談が過ぎる
……と言いたいですがこれもエルドラージストンピィに4枚装備
なおかつ元々強力なカードだということもあいまってストレートに
ロケット噴射の2倍の価格がついています。
実際設置できればかなりの数のデッキが封じ込められてしまうので
この高騰ぶりもむべなるかな
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
トリム平均 2,700 から 4,700
ちらつき蛾の生息地につられていたのか
油にまみれていた方もばっちり値段があがっていた模様
今のところゲートウォッチの誓いプロツアートップ8でも
目立った採用実績は見られませんでしたが……単純に感染需要?
テューンの大天使/Archangel of Thune
トリム平均 1,700 から 2,200
モダンにて時折スパイクの飼育係との無限コンボのキーパーツになっていたり
何より天使+神話レア需要でそこそこの値段を保っていた大天使ですが
モダンでの採用例の増加と再録を一度もされていないのもあいまって
ここにきて大きく価格上昇
まとめ
ゲートウォッチの誓いプロツアーの
エルドラージの衝撃たるや凄まじく
背景世界のようにエルドラージの脅威にプレイヤーが
同盟者のように対策を練り始めたり
逆にエルドラージに魅了されたりと近年中々みれないお祭り状態
無色マナ登場を初め
MTGの歴史にまたデッカイ足跡がついたなあと
個人的に感慨深いですね
エルドラージは今後のモダンでどう動くか、期待ですね
さすがに高騰とまでは……ないよね?
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